セルリアン365 STAYのプランができるまで

365stay Plan

渋谷でホテル暮らし
ワンランク上の自由な
日常が始まる。

渋谷のセルリアンタワー東急ホテルに、セカンドライフをホテルで暮らせる宿泊プランが誕生しました。このプランは総支配人自身の経験に着想を得て企画されています。
「ロングステイ 365days」というこのプランは、その名のとおり1年間にわたり、ホテルに「泊まる」のではなく「住む」ことができるのです。発案者である八木進午総支配人に話を聞きました。

01きっかけは自身の父への想い

長期滞在プランを売り出すホテルはコロナ禍で増えていますが、特にエルダー・シニアの皆さまに向けたホテル暮らしを発案されたのは他でもない総支配人ご本人だそうですね。

温かな笑顔で迎えてくれる八木総支配人

八木 :

今から10年ほど前になりますが、母が他界して残された父の生活を考えた時のことが心にありました。
ホテルが好きな父がこれまでと変わらず「食べる楽しみ」や「人とのふれあい」を感じながら掃除などの不便なく日常生活を送れたら、と願った気持ちがずっとどこかにあったんですね。それからしばらく経った時に、ホテル開業時から長らくご愛顧いただいている、とあるご婦人の常連さまからの何気ない一言で今回の企画を思いついたんです。

「単身での老後は味気ないし、ホテルに住むことってできないのかしら?」この言葉を聞いた時に、あの時の父への想いが思い出されました。これまでホテルをご利用くださった現役世代のお客さまがリタイアされた後に、ホテルはどのように寄り添えるだろうか、と思いを巡らせました。そして、これからの生活の場としてホテルでお過ごしいただき、私が父に感じてほしかった生活の楽しみをご提供できたらと思ったのです。

02日常という非日常を楽しむ

渋谷でのホテル暮らしを想像してみると、様々なメリットが浮かびますね。

八木 :

家事からの解放、と聞いただけでも心が踊り出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。掃除・洗濯・料理と殆ど全ての家事をすることなく、毎日をお過ごしいただけます。私が父の暮らしを考えた時もこの辺りは心配事のひとつでしたね。

渋谷という立地も、どこへ行くにもアクセスが便利なのはもちろん、「広域渋谷圏」という言葉の元に再開発が進められているように、代官山や青山、恵比寿といったような個性豊かな街と複合的に結びついており、遊びの場や学びの場、憩いの場など多彩な魅力に溢れています。ホテル内の能楽堂や、シアターオーブなど近隣には豊富な文化施設があり、都心でありながら少し歩けば四季が感じられる公園もあります。

渋谷は東急線沿線にお住まいの皆さまにとっては、身近でありながら、これまでは「住む」イメージはない場所だったと思います。しかし、セカンドライフを送る場所として、ご家族やお友達など親しみあるコミュニティを近くに感じられながら、都会の便利さに文化的な豊かさを兼ね備えた最適な環境ではないでしょうか。

03手を伸ばせば触れられる
心地よい間合い

今回のプランではホテルマンが家族のように身近に感じられる点も醍醐味のひとつですよね。

「お帰りなさいませ!」ドアマンの元気な挨拶と笑顔に癒される

八木 :

お住まいになるお客さまと適度な距離感を保ちながら、付かず離れずの心地よい間合いをとりながらサービスをさせていただきます。ご来客の際には最上級のサービスを、ご家族やご友人がお越しの際には親しみを込めたおもてなしをいたします。

「いらっしゃいませ」ではなく「お帰りなさい」や「ご体調はいかがですか」など、家族を気づかうような挨拶や何気ない会話がお客さまとの間に自然と交わされ、外出からホテルに戻ってきた時には、我が家に帰ったような、そんな温かな気持ちを感じていただけることでしょう。館内のどこを歩いても「お客さま」ではなく、お名前で呼びかけてもらえ、他愛のない会話をするなんてことが叶いますよ。すぐ近くにスタッフがいる安心と毎日の温かなふれあいを感じていただきたいですね。

04「泊まる」ではなく
「暮らす」

「ロングステイ 365days」というプラン名は、毎日をホテルで暮らしてほしいという願いが込められているんですよね。

「ゲストとともにこのホテルを進化させたい」と熱く語る八木総支配人

八木 :

「ホテルに泊まる」ではなく「暮らす」というコンセプトを感じていただけると思います。日々の暮らしが積み重なり、365日が730日になって、その先も…といったような長いお付き合いをさせていただきたいですね。

毎日の暮らしをサポートできるような情報や外部施設との連携、専用特典などを充実させて、長期間の暮らしをご満足いただけるようにプラン自体を成長させていきたいと思っています。

05家族になるお客さまと一緒に

お客さまにはどんな思いでプランを利用いただきたいですか。

八木 :

ホテルを知り尽くしていただきたいと思っております。パノラミックな眺望の素晴らしさはもちろん、実際の居心地の良さを実感していただきたいです。お客さまと一緒にこのプランの新たな可能性を探り、グレードアップを図りたいですね。ホテル側から一方的に居住スペースを提供するような企画ではなく、お客さまの生活を家族のようにともに考える形をとれたらと思っています。

Profile

八木 進午

Shingo YAGI

セルリアンタワー
東急ホテル
総支配人

1965年生まれ。東京都出身。業界では珍しい理数系出身のホテルマン。常にゲストに寄り添うサービスを心掛け「現場100回」がモットー。情熱型総支配人。2020年4月より現職。

Interviewer

齋藤 さやか

Sayaka SAITO

セルリアンタワー
東急ホテル
企画・宣伝

2012年入社。レストラン「かるめら」、客室予約を経て、2019年に広報配属。セルリアンタワー東急ホテルの魅力発信のため日々奮闘中。

編集後記

編集後記

ホテルに住める宿泊プランの裏側には、総支配人の亡きお父さまへの思いやりが秘められていたことが印象的でした。
これからも東急ラヴィエールでは、エルダー・シニアの皆さまに東急グループの幅広いサービスの魅力をお伝えしてまいります。